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2016

木曽漆器祭

昨日は、奈良井宿で行われた、木曽漆器祭に行ってきました。日本酒を飲むための盃を探す為です。

早朝に出発。八ヶ岳高原ラインを越え、国道20号を目指します。

東沢橋から見る八ヶ岳。美しいです。

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八ヶ岳高原ラインは、けっこうクネクネしていて、バイクで走るのは楽しいんですが、展望が開けた所が少ないのが残念ですね。

八ヶ岳高原ラインの終点近くで朝食。特に名所というわけでは無いのですが、 この辺りからの景色が好きです。羽のような雲が散らばっていて、空も美しい。田園風景を眺めながら、のんびり食事しました。

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国道20号に入って北へ。塩尻を目指します。塩尻で国道19号に入り、木曽へ。分かりやすい道なので、方向音痴の私でも大丈夫です♪

9時半頃に無事到着。まずは木曽漆器館でお勉強。漆器作りの製造工程の解説、製造に使用する道具の展示。さらに人間国宝の作品が展示してあります。

江戸時代、宇治の茶を徳川将軍家に献上する為の行列の様子を再現する「お茶壺道中」は、明日やるんですね。残念・・・。

そして、いよいよ漆器祭会場に入り、盃を探します。テンションは最高潮!顔がニヤけているのが自分でも分かります。酒器以外でも、家具や食器など魅力的な物がいっぱいです。

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理想の盃を求めて、3時間ほど彷徨いましたが、これだっ!という物が見つかりません。酒器を扱っているお店が思っていたよりも少なく、あったとしても他の場所でも買えそうな物ばかり。仕方無いし、何か安いの買って帰ろうかな、、、と思い始めていました。

しかし、私は木曽漆器様に見捨てられてはいなかった!!

この小道の先の「小さなお店街」に素晴らしい盃との出会いがありました。そして、素晴らしい方達との出会いも。

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この先には、民家の軒先に商品を並べ、家族で販売している感じのお店が並んでいました。正直言うと「この通りには、あんまり期待できなさそうだなぁ、、、」と思っていました。

・・・そのはずが、あれっ!?と思う物がありました。家の方に手に取って見てもいいですか?と伺ったら、快く承諾して下さったので、よく見てみると、外側は赤漆、内側は金色。

外側の赤漆は鮮やかな赤ではなく、とても濃い、落ち着いた感じの赤。内側の金は、酒を注いだらどんな輝き方をしてくれるのだろうか?とワクワクさせてくれます。

綺麗な円ではなく、少し歪んだ形をしているのは、木ではなく瓢箪から作っているからとの事。他のお店に並んでいる盃と違い、強烈な個性を発揮しているではありませんか!

メインの通りで、まだ入っていないお店もあったので、そちらも一通り見てから考えてみますと言って、一旦はお店を去ったものの、心の中では「これだ!!」とほとんど決まっていました。

全ての店を見終わっても、やはりこれ以上の物は無く、再びお店に行くと、作家さんが家に戻られていて、直接お話を聞く事ができました。漆は10回以上塗り重ねてあり、かなり手間がかかっている盃だという事も知ることができました。もちろん買いです。

恐れ多い事に、8000円のところを、7000円で売って頂きました。もちろん、私は値切ったりはしていません。作家さんのご厚意です。こういう芸術作品に対しては、私は絶対に値段の交渉はしません。もう少し安くなりませんか?という問いは、「その値段の価値は無いんじゃないですか?」と言っているようで、とても無礼な行為だと思っているからです。

さらにさらに、作家さんのご自宅で、ご家族の方と昼食までご一緒させて頂いて、 ただただ頭が下がる思いでした。奥さんが作られた郷土料理、とても美味しかったです。

素晴らしい盃に、今日の良き出会いと、良き思い出が重なり、より一層価値を高めてくれました。こんなにいい買い物は、そうそうできるものではありません。

最後に漆塗りの車の写真を。この車のハンドルの塗りは、今日買った盃の作家さんが担当されています。もっと近づいて写真撮りたかったんですが、たくさんの人が見に来ていたので無理でした・・・。

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そして、大満足し、帰宅の途へ。

漆器祭の会場で、塩尻の地酒、笑龜の純米吟醸を買いましたが、初めて一緒にお酒を飲む夜なので、大吟醸を注いであげたい!という事で、道中の酒屋で、真澄の純米大吟醸を買って帰りました。真澄は長野の銘酒として有名ですね。諏訪の地酒です。

さらにお寿司と、大好物の蛍烏賊の沖漬けで晩酌。素敵な夜を過ごさせて頂きました。ありがとうございました。

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