田植え後の、水稲管理についてまとめます
田植え後
田植え後、1週間くらいは、苗の根を活着させるために、深水にしておきます。水の保温効果で、苗を急な環境変化から守ります
それと、除草剤を効かせるためです。せっかく溶けた除草剤が、水と一緒に流れ出してしまわないように注意します
苗が活着した後は、浅水で管理します。浅水の方が水温が上がりやすくて、生育によいからです
中干し
田植えから約1か月後に「中干し」という作業をします
水を落として、土にヒビが入るくらいまで、干します
中干しをする理由ですが
- 土に酸素を入れることで、根腐れを防ぎ、強い根にする
- 生育に悪影響を及ぼす、地中の有毒ガスを抜く
- 土を固くしておくと、収穫の時にやりやすくなる
です。この時期になると、水の管理から解放されるので、少し気が楽になりますね
出穂
夏になると、いよいよ稲穂が出てきます。出穂とも言います
夏になると、いよいよ稲穂が出てきます。出穂とも言います
この時期になると、稲穂の天敵であるカメムシがやってくるので、食害を防ぐために防除をやります
動力噴霧機で、殺虫殺菌剤をまきます
落水
収穫が近くなってきたら、最後に水を落として、コンバインが入れるようにします