水稲管理

田植え後の、水稲管理についてまとめます

田植えから、10日後
30日後
50日後
70日後
90日後
110日後
120日後

田植え後

田植え後、1週間くらいは、苗の根を活着させるために、深水にしておきます。水の保温効果で、苗を急な環境変化から守ります

それと、除草剤を効かせるためです。せっかく溶けた除草剤が、水と一緒に流れ出してしまわないように注意します

苗が活着した後は、浅水で管理します。浅水の方が水温が上がりやすくて、生育によいからです

中干し

田植えから約1か月後に「中干し」という作業をします

水を落として、土にヒビが入るくらいまで、干します

中干しをする理由ですが

  • 土に酸素を入れることで、根腐れを防ぎ、強い根にする
  • 生育に悪影響を及ぼす、地中の有毒ガスを抜く
  • 土を固くしておくと、収穫の時にやりやすくなる

です。この時期になると、水の管理から解放されるので、少し気が楽になりますね

出穂

夏になると、いよいよ稲穂が出てきます。出穂とも言います

夏になると、いよいよ稲穂が出てきます。出穂とも言います

この時期になると、稲穂の天敵であるカメムシがやってくるので、食害を防ぐために防除をやります

動力噴霧機で、殺虫殺菌剤をまきます

落水

収穫が近くなってきたら、最後に水を落として、コンバインが入れるようにします